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ニッケル水素電池放電実験+照射実験
前に書いたとおり、自転車のライトは、4.8V0.5Aのクリプトン球を、単3のニッケル水素電池4本というもの。3日前の話だが、ある程度使った状態で、通電中のそれぞれの電池の電圧を測定してみると、
 1.2V,1.2V、1.2V、-0.6V
なんじゃこりゃあ。ちなみに、流れてる電流は、400mA程度。

でも、通電してない状態だと、全部、1.2Vになってる。

この4つめの電池はダメな子なので、ダメな子、とマジックで書いておいた。

で、冷静に考えると、この4つめの電池だけ、内部抵抗が、
 (1.2V+0.6V)÷400mA=4.5Ω
ということになる。いずれにせよ、これじゃ、3本で動かしたほうが、マシだよな。

原因は、、、おそらく、2回ぐらいこのセットで、過放電させたことがあるのが原因かなと思う。自転車で、電球が殆どついていない状態で、2回ほど、気がつかずに家まで帰ってきてしまったので。
でも、どれぐらい、このダメな子の電池は使えるんだろう。ということで、満充電後、テストしてみた。
PIC_0003PIC_0004
明るさは、写真に撮ります。20mm、F4で、1秒。
で、テスターで、15分おきに、4本の電池の電圧を測定。


気になる実験結果は、、、続きを読むをクリック

IMGP0774IMGP0775IMGP0776IMGP0777IMGP0778IMGP0779IMGP0780IMGP0781IMGP0782IMGP0783
一番左上が、放電直後で、ちょっと明るい以外は、殆ど同じでした。椅子に干してあるタオルを見れば、解りやすいかな。
で、肝心の電圧のほう。
dennchidenatsu
135分までの放電については、特に問題なしです。つまり、だいたい450mAぐらい流れてるので、1012mAhまでの放電に関しては、全然問題なし。で、

とここで、不思議に思ったあなた。正解です。この電池は2500mAhなので、ここで終わると、電池の性能を調べたことにならない。

この後はどうなるか、次号を待て。ではなく、、、
寝てしまいました。で、起きたら、10時だった。5時間ぐらいで、2500mAH使い切る計算なので、5時間も過放電してしまったことになる。
で、悲しい気持ちで、充電器にセットしたのが、今日の昼過ぎ。使ってる充電器が50mAでの充電なので、満充電できるのは、48時間後。月曜の夕方かな。
過放電のやりすぎで、この電池が、ホントに4本ともダメな子になるかどうかは、、、
次号を待て!

追伸:
こういう放電のテストをちゃんとやって、パソコンにデータを取り込むことができる装置が、ちゃんと売ってます。
放電特性記録機能付きバッテリー放電器組み立てキット
9000円は、電子工作ファンとしては、物凄く安いと思うが、
実用的には、、、電池代の元をとるのは、一生かかっても無理か。
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