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ニッケル水素電池の長持ちのさせかた
ニッケルカドミウム電池から、ニッケル水素電池に移行して、通常使ってるユーザー、、、
ま、俺も、そうだったんだが、

  使い切らないと、メモリー効果がでるので、なくなってから、充電する。

っていうような使い方してる人いないだろうか。

最近いろいろと調べてて、これ、実は、大間違いだと、知った。
用途にもよるし、賛否、両論あろうが、、、、



もちろん、使い切るのに、過放電なんて論外なんだが、例えば、自転車ライトに使ってて、暗くなったら交換する、というのは、確実に毎回過放電してる。(特に、フィラメント系のを使ってる人は、確実に過放電。)

ところが、過放電とはではいかなくても、パナソニックの、この記事の、図14を見てびっくり。
なんと、

  90%まで放電した場合、
      300回から、500回まで、充放電サイクル出来るが、

  50%までしか放電しないような使い方をする場合、
      3000回から、5000回まで、充放電サイクル出来るらしい。

ということで、メモリー効果を全く気にしないでいいような使い方をしている場合、例えば、自転車のライト等に使ってる場合は、バシバシ、思いついたら充電、、でもいいが、まあ、自転車通勤等で、2週間で使い切るような場合は、毎週充電すると、寿命は、10倍になる、、、って感じ。

メモリー効果を気にするような使い方、例えば、デジカメで使ってる人は、放電終止電圧というのが、デジカメに設定されてるだろう。この場合は、

  放電終止電圧が高めに設定してある機械をつかってる場合は、
    メモリー効果が気になる。
    で、当然、なくなるまで使い、電池が切れたら、何も考えずに充電でもよいが、
    たまには、早めに充電してもいい。
    で、メモリー効果を自覚するか、10回ぐらい充電したら、放電する。
  放電終止電圧が低めに設定してある機械を使ってる場合は、
    普通に使うと、メモリー効果はあまり起きない。
    で、できれば、なくなるまで、使わないほうが長持ちするので、早めに充電する。
    その場合は、メモリー効果が起きてしまうので、10回ぐらい充電したら、放電。

ってな感じなのか。

あとは、細かい話で、不活性化とか起きることもあるので、半年に一回ぐらいは、充放電したほうがいいらしいが、不活性化しても、一時的なもので、寿命には影響ないらしい。
半年に一回ぐらいは、自転車ライトとして使って、放電するぐらいのつもりで、十分かな。

といいつつ、俺が持ってる充電器は、ニッカドの初期ぐらいに買った奴で、
IMGP0860IMGP0859
65mAで、2500mA.H の場合、50時間ぐらいかけて充電する、という、当然、-ΔVの検出なんて出来ないやつなので、使い切ったら、50時間充電したらいいというのは、わかりやすい、という事情もある。
つまり、途中の状態だと、どれぐらいの時間充電したらいいか、わからんので、結果として、過電することもあったりで、多少は、寿命を縮めることにはなる可能性はあるが、、、、

でも、そんなこと、いろいろと、調べながら、結論が出たときには、俺は死んでるだろうな thinking2.gif
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