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ほこたての、オセロ対決をみて
ええっと、見てない人の為に書いておくと、ゲーム用のコンピューター同士で、オセロゲームを対決させるというもの。片方は、パソコンのオセロで、片方は、携帯のオセロ。

実は、この世界、かなり、凝ったことがある。実際自分で作ったプログラムにも、自分では勝てなかった。
(ちょっと自慢)

終盤は、コンピューターの独断場。コンピューターの戦略としては、MinMax法だの、αβ法だのという、何て先まで、読めるか、という、コンピューターが得意な分野があり、おれがプログラミングしていた30年近く前では、会社のミニコン使っても18個空きぐらいは、完全に計算し尽くせたような記憶がある。今は、何個空きまで、計算しつくせるのだろう。
#当時俺ができてたのは、18個空きじゃなく13個ぐらいだったかなああ、、ま、記憶の彼方ですが、、、

序盤から、中盤の定石という、人間が得意な分野では、やはり、人間の定石がまだ当時は強かった。この定石をデータベース化する方法が、かなりのウェイトを占める。
#定石データベースを作るのは、俺は手はだしてない。

で中盤から、最後まで読めない19個以上空いてるあたりが、一番腕の見せ所で、俺がやってたのは5手先ぐらいの範囲に点数をつけて、これを評価します。この際に、さっきのαβ法などをつかって、一定の深さをすべて評価します。
この際の中盤の5手先を評価する関数が、腕の見せ所で、基本的には、確定している石が多いことが最優先。角を取られそうな状況もマイナス店。あと、悪形のウィングなどを作るとマイナス点、あとは基本的には、いける場所が、多いほうが有利、ということで、点数をつける感じです。
#ここが一番、結果が出やすくてここばかりやってました。簡単にいうと、その2手先を呼んで見て角を取られることを計算するほうが速いのか、評価関数を複雑にして、その時点で、角がとられる形かを、わかるようにするのか、とかです。

で、ほこたての対戦ですが、
パソコンのオセロのほうは、上級者の打ち方をデータベース化してるような感じをコメントしていた。
たぶん定石のデータベース化に、命を懸けているのだろう。

携帯のほうは、とにかく多くとる、という言い方をしていた。とにかく深く読む、というαβ法に磨きをかけていたり、評価関数のほうに力をかけているのではないか。

ただ、俺が凝ってた時代と、結局、ほとんど進んでいない、と思ってしまいました。
今の時代なら、
スーパーコンピューターを使って、序盤の定石のデータベース化も、やりやすいはずだろうし、中盤から、終盤についても、これまた、スーパーコンピューターとか使って、ベンチマークすれば、評価関数も、さらに、精度があがる方策も可能だろうになあと。
下手したら、スーパーコンピューターとか使って、60手すべて計算しつくして、先手か後手のどちらかが必勝、ということがすでに決まってるんじゃないかと思ってたが。

ま、本気で取り組んでる人は、将棋とかチェスとか囲碁とかに行ってるんでしょうね。
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