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ニッケル水素電池の放電+照射実験2
前に、100円ショップのクリプトン球で、照射実験したと書いた。これ。

で、寝てしまって、物凄く過放電してしまったことも書いた。

で、その電池を充電し、LEDの自転車ライトを作る時に、テストとして、ほぼ同じ実験を、ブレッドボードを立てて行った。(ちなみに、このときは、LED19灯で、450mAで、作成した自転車ライトの14灯350mAとちょっと条件が違う。)
IMGP0794IMGP0774
前の実験との明るさの比較なんですけど、写真のとおり、明らかにLEDのほうが、広い範囲で明かるいです。


右側の前の実験は、充電直後で、実際には、そのあとちょっとづつ暗くなっていく。
LEDのほうは、3端子レギュレーターが効いてるので、しばらくは、明るさは変わりません。
IMGP0794IMGP0809IMGP0812
左から、放電直後、2時間後、3時間後です。(1時間45分の時は、写真はないが、放電直後と同じ明るさ。)
一応比較の為に、、、
IMGP0774IMGP0782
寝てしまった3時間後の写真はないけど、、、
単なるクリプトン球直列の場合は、電圧が少々下がっても、頑張って電流を流してくれるので、2時間ぐらいまではあかるいけど、このあと、頑張っちゃって、3時間目には、ほぼ、消えてると思う。
一方、LEDのほうは、放電直後450mAでずーっと続いて、2時間目で、400mA、3時間目は、150mAしか流れてない。

ということで、LEDライトの別の効果。電圧が落ちると、電流も下がってくれて、明らかに暗くなるため、過放電が防げる。

こりゃ、思わぬ、利点だなあ。

で、それぞれの電池も測定してみた。
sokutei_damenako_imaichinak

ダメな子以外にも、イマイチな子がいることがわかった。 cry.gif

165分の時点で、ダメな子の電圧が、内部抵抗が大きくなって、マイナスになってます。転極というらしい。
ところが、255分の時点では、またまたプラスに転じてます。これは、イマイチな子の電圧が下がった為に、流れる電流も下がって、内部抵抗の電圧降下に、起電力が再び勝った、、、と。ちなみにこのときの電流は、35mA。電気は流れてるが、LEDは光ってない。

ちなみに、こんな状態は、既にニッケル水素電池の寿命らしい。
ま、この電池4本、実は、デジカメでは、とっくに殆ど使えない状態になってるんだけど、(普通の状態だったら、使えるけど、ちょっと寒くなると、充電直後でも、ほとんど写せない)、俺にはもったいなくって、捨てられないよー。ダメな子もイマイチの子も可愛いし。
あと、液漏れとか起きるといやなので、デジカメには入れられない。

ま、マジな話で言えば、ダメな子と、イマイチの子だけ捨てたほうがいいんでしょうけどね。

あと、4Vを切るまで使う、(つまり、150分まで)という使い方をすれば、いいのかな。100円ショップのライトは液漏れ起きても、全然ショックじゃないし、パナソニックでも、電池セル数×1Vまで、放電してもいい、と書いてあるし。

120分の時点までは、ほぼ、450mA流れてる。そのあと150分までは400mAとして、
 450×2+400×0.5=1100mAh
おお、公称2500mAhの電池が、44%の容量になってる。 bigcry.gif
ま、連続じゃなく、通勤で、毎日30分づつ使ったら、もっと使えるんでしょうけど。
ちなみに、世間的には60%までになったら、寿命と判断するらしい。

しかしまあ、俺も暇だなあ。こんなことするより、捨てて新しい電池買えよ、なんて声が聞こえてきそうな。
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