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チェーンの伸び測定、そして交換
通勤用自転車の伸びを測定した。
chain_nobi_sokutei1chain_nobi_sokutei2
これで、左の写真の測定値から、右の写真で測定した値を引くことで、10コマ分のチェーンの長さが、わりと正確に測定できます。
結果としては、5回測定して、平均127.57mm。
1コマ12.7ミリなので、0.57mm、つまり、0.45%伸びてることになります。

梅雨も明けてるし、2年も使ってるので交換を決意。訂正:4年も使ってた。交換するのはこの時以来でした。
ちなみに余談ですが、昨年から、禁煙したために、やる気が完全にない状態が続いたために、あまり自転車通勤してなかった、という事情、つまり2年 4年も長く使えたという要素と、逆に、わりと新しい状態のときに、ちょっと錆びさせてしまったので、磨耗が普通より速く進んだという要素があります。
で、はずしたチェーンと新品のチェーンを天井からつるして測定。
chain_tsurushi_hikakuchain_sa_kakudai
右の写真を、拡大して、定規を当てて測定すると、0.61コマの伸びでした。
チェーンの長さは、114コマなので0.54%の伸びということになります。

ノギスでもわりと誤差すくなく測定できるじゃーん。
ということで、ノギスの方法で新品のチェーンの長さを測ってみました。
6回の測定で、平均126.98mm、つまり、マイナス0.013%、つまり、0.013%縮んでることになりますが、ま、結構誤差も少なく測定できてるということで、よろしいのでは、ないでしょうか。あと、新品のチェーンに塗ってある、錆止めの油がねっとりついてるので、この分もあるかもしれません。逆に、新品の状態でも遊びがある筈なので、ホントはもっと長いはず。
(ま、しばらく、サラサラの油を塗って走った後に、もう一度測定しようかと思います。)

ちなみに、ここで解ったことが、他にもあります。
最初のノギスで測定する方法では、安物のチェーン(今回は新品のほう)では、結構バラツキがでます。といっても、伸びを測定するのには5回ぐらい繰り返して測定すれば十分ですけど。
つまり、安物のチェーンは、外プレートの大きさにバラツキがあるということが言えるかな。

参考サイト: 自転車探検のサイトの、自転車チェーンの伸び率の計算
あと、このサイトにある、チェーンの寸法のところを見ると、ブッシュ内径とピン外径(最大)の差は、0.02mm。
つまり、1コマあたりの長さ12.7mmに対し、0.16%なので、新品のチェーンでも、少なくとも、その半分の、0.08%遊びがあるということになります。つまり、少なくとも0.08%の遊びがあるということ。
長さの測定方法も書いてあるなあ。許される許容差は、-0.08%~+0.24%とのこと。この測定方法は、遊び分の.08%を含めた状態での許容差ということですから、実質誤差は、-0.16%~+0.16%ということですね。

新品の状態から、こまめに測定しておくことも重要かも。いや、伸びは絶対的な長さで判断してもよい、ということかも。うーんわからん。
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