ライオンの、新しい洗濯用洗剤。トップ風合い感
Tuesday, July 10, 2007
ちょっと前から発売されてたみたいで、目をつけてました。この洗剤。
で、ご購入。
標準使用量は、こんな感じ。
これが通常のトップなので、
使用量は、2割り増しということか。
成分表示。
左が、トップ風合い感、右が通常のトップ
成分的には、どちらも、アルファスルホ脂肪酸エステル塩という、比較的最近の、洗浄力の高い界面活性剤が使われている。他の成分もほぼ共通。
違いはと言えば、通常のトップに入ってた、蛍光増白剤がなくなって、代わりに(?)風合い付加剤とかいうものが追加になったというもの。
界面活性剤の割合は変わってないし、おそらく、、、ではあるが、ビルダーであるアルミノけい酸塩の量もそれほどかわらないのではないか。
で、風合い付加剤ってなんだ?ま、柔軟剤みたいなもんなのか。そうだとしたら、やっぱり洗浄能力としては、マイナスの作用を及ぼすもんなのかな。そのために、標準使用量が増えてる、、、ということなのか、それとも、蛍光増白剤が入ってない分、見た目の白さを補うために、標準使用量が増えてる、、、ということなのかは不明。
で、話は戻り、購入した動機は、、、
1.洗濯用洗剤であること。
当たり前
2.弱アルカリ性であること。
セーターとかは、中性洗剤である、エマールとか、アクロンが、担当してます。今はエマール。
で、ある程度洗浄力が必要な、綿とかポリエステルとかを洗うのには、当然、弱アルカリ性。
3.蛍光増白剤が入っていないこと。
下着を洗う場合等は、蛍光増白剤が入ってる、トップ(通常のトップ)が担当しています。
通常のトップで、綿パンとか洗うと、白っぽくなってくるのでダメ。
4.漂白剤が入っていないこと。
3までの条件は満たすが、漂白剤が配合されちゃってる洗剤は、ニュービーズとかがありますね。
で、これも白っぽくなってくるのでだめ。
5.コストパーフォーマンスが高いこと。
4までの条件を満たすのは、他に、液体アタックとか液体トップとかがありますが、
これは高い。
以上の条件を満たす製品は、数年前には、スパーク、という洗剤が、ライオンから出てましたが、いつの間にか、なくなったようです。
これは、私の分析ですが、一般消費者は、洗剤を大きく2種類しか、買わないのではないでしょうか。
1.綿、化繊などを洗う洗剤。
通常は、トップとか、アタックを使います。
2.色柄物、毛、とかを洗うもの。
通常は、エマール、アクロン等を使います。
私がぜひ、これに加えて必要だと思うのが、弱アルカリ性のパワーがあり、蛍光増白剤も、漂白剤も入ってない洗剤です。正直言って、トップ風合い感のように、柔軟剤みたいなのは必要ないんだけど、それでも、こういう風合い感、というキャッチコピーが浸透する(つまりこの製品が売れて)ことによって、私の求めてる分野の洗剤が、ロングセラーになって欲しいなあと。
繰り返し言うけど、私としては「風合い感」は必要ないけど、こういうコピーがマーケッティング的に成り立つのであれば、増白剤も漂白剤も入ってない粉末洗剤としては、ぜひ、残って欲しいなあと。
でも、この「トップ風合い感」も、おそらく、スパークの道を辿るような気がします。残念だけど。
そうなると、液体アタックとか、液体トップとかの、高い洗剤に戻らざるを得ないような。
残念なことです。
全然関係ないが、本の紹介。
幸書房「洗剤 その科学と実際」藤井徹也
東京化学同人「界面活性剤の話」北原文雄
洗剤マニアとしては、必携です。
で、ご購入。
標準使用量は、こんな感じ。
これが通常のトップなので、
使用量は、2割り増しということか。
成分表示。
左が、トップ風合い感、右が通常のトップ
成分的には、どちらも、アルファスルホ脂肪酸エステル塩という、比較的最近の、洗浄力の高い界面活性剤が使われている。他の成分もほぼ共通。
違いはと言えば、通常のトップに入ってた、蛍光増白剤がなくなって、代わりに(?)風合い付加剤とかいうものが追加になったというもの。
界面活性剤の割合は変わってないし、おそらく、、、ではあるが、ビルダーであるアルミノけい酸塩の量もそれほどかわらないのではないか。
で、風合い付加剤ってなんだ?ま、柔軟剤みたいなもんなのか。そうだとしたら、やっぱり洗浄能力としては、マイナスの作用を及ぼすもんなのかな。そのために、標準使用量が増えてる、、、ということなのか、それとも、蛍光増白剤が入ってない分、見た目の白さを補うために、標準使用量が増えてる、、、ということなのかは不明。
で、話は戻り、購入した動機は、、、
1.洗濯用洗剤であること。
当たり前
2.弱アルカリ性であること。
セーターとかは、中性洗剤である、エマールとか、アクロンが、担当してます。今はエマール。
で、ある程度洗浄力が必要な、綿とかポリエステルとかを洗うのには、当然、弱アルカリ性。
3.蛍光増白剤が入っていないこと。
下着を洗う場合等は、蛍光増白剤が入ってる、トップ(通常のトップ)が担当しています。
通常のトップで、綿パンとか洗うと、白っぽくなってくるのでダメ。
4.漂白剤が入っていないこと。
3までの条件は満たすが、漂白剤が配合されちゃってる洗剤は、ニュービーズとかがありますね。
で、これも白っぽくなってくるのでだめ。
5.コストパーフォーマンスが高いこと。
4までの条件を満たすのは、他に、液体アタックとか液体トップとかがありますが、
これは高い。
以上の条件を満たす製品は、数年前には、スパーク、という洗剤が、ライオンから出てましたが、いつの間にか、なくなったようです。
これは、私の分析ですが、一般消費者は、洗剤を大きく2種類しか、買わないのではないでしょうか。
1.綿、化繊などを洗う洗剤。
通常は、トップとか、アタックを使います。
2.色柄物、毛、とかを洗うもの。
通常は、エマール、アクロン等を使います。
私がぜひ、これに加えて必要だと思うのが、弱アルカリ性のパワーがあり、蛍光増白剤も、漂白剤も入ってない洗剤です。正直言って、トップ風合い感のように、柔軟剤みたいなのは必要ないんだけど、それでも、こういう風合い感、というキャッチコピーが浸透する(つまりこの製品が売れて)ことによって、私の求めてる分野の洗剤が、ロングセラーになって欲しいなあと。
繰り返し言うけど、私としては「風合い感」は必要ないけど、こういうコピーがマーケッティング的に成り立つのであれば、増白剤も漂白剤も入ってない粉末洗剤としては、ぜひ、残って欲しいなあと。
でも、この「トップ風合い感」も、おそらく、スパークの道を辿るような気がします。残念だけど。
そうなると、液体アタックとか、液体トップとかの、高い洗剤に戻らざるを得ないような。
残念なことです。
全然関係ないが、本の紹介。
幸書房「洗剤 その科学と実際」藤井徹也
東京化学同人「界面活性剤の話」北原文雄
洗剤マニアとしては、必携です。
コメント#272
こんにちは。
最近洗剤マニアになりました。
いろいろな洗剤の界面活性剤を調べ倒して、
トップ 風合い感に辿り着きました。
世の中の流れは、部屋干しでも臭わない!か、とにかく白く!なので
そのうち消え去るであろう予感がしましたね。
とりあえず風合い感を買いだめしました...
台所用洗剤も、同じく
とにかく油を落とす!というのが主流なので
比較的手肌に優しいとされる、アルキルグリコシドやアルキルベタインが
主成分の洗剤は、一部の愛好家に惜しまれつつこの世を...
といった流れのようです。
ちなみに、今までは純せっけん+軟水派でした。
|ちはる|
Mon,Oct-27 00:14|
コメント#273
ども、です。
最近、私の近辺では、トップ風合い感は、お目にかかれません。
製造やめたのかな。。
変わりに、液体トップが、安くなってきたので(1kgで270円ぐらいだったか。)、もっぱら、蛍光増白剤を使いたくない服は、液体トップで洗ってます。
ただ、液体は、貴重な資源である界面活性剤(やしの実?)を、やはり、どうしても、多く配合しなきゃいけない、つまりビルダーを配合しにくい、らしい、ということで、悶々と(?)しています。(下着やワイシャツは、トップで洗ってる。)
ま、定量的に、どれが地球に優しいかは、専門家でもないので、わからないんですけど、やはり、ビルダー使って、椰子の実の使う量を減らすのがいいような、気がしてるので。(すくなくとも、私の地域のように下水道がちゃんとあるところでは、ですが。)
ちなみに、私は、お風呂に使う石鹸は、最近、無添加、のやつ、つまり香料も何もはいっていない、石鹸臭いやつが、好きになってきました。ちょっと高いんですけどね。
あと軟水、って選べないですよね。というか、日本では、街中の水道水は、軟水ですよね。
|たなか|
Mon,Oct-27 01:02|
コメント#274
こんにちは。
純せっけんにこだわっていたので、自宅を新築した際に
軟水機をを導入しました。家中軟水になるやつです。
まぁそれで石鹸カスからは解放され、満足していたのですが、
買い換えたドラム式洗濯機の仕組み上、どうも粉石けんは向いてない。
で、成分、コスト、自分と地球への負荷を調べ始めた訳です。
今は、キーワードは"酵素"だと思ってます。
|ちはる|
Mon,Oct-27 09:39|
コメント#275
おお、軟水機というものがあるのですね。
すげー。
あと、ドラム式ですか。なんか、かっこいいですね。
日本の昔ながらの渦巻式とは違い、節水、とかいうイメージがありますが、、、
うちでは一人暮らしで、2ヵ月で、16立方メートルまで、ぜんぜんいかないので、節水する気が失せてるしなあ。
(うちの地域では、2ヵ月で16立方メートルまでは、ほぼ、料金が同じ。なのに、10立方メートルそこそこしか使えないので。)
|たなか|
Mon,Oct-27 22:20|
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