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KEDRON ソーラーチャージャー 2400mAh PowerBank ExpressE1(退役させたモバイルバッテリーシリーズ第3回)
ソーラーチャージャーがついたタイプのモバイルバッテリーです。
容量が、当時としては多い24000mAh。
なにやら、怪しい香りがします。
DSC06175DSC06190
重量は362g。24000mAhこの時点で、ほぼ容量偽装濃厚ですね。
しかもソーラーパネルまでついてるのに。

さて結果は、、、


KEDRON PowerBank ExpressE1 24000mAh ソーラーチャージャー
公称24000mAh 3.7V 88.8Wh(*1)
購入日2018年6月8日
第1線引退時期2020年末
測定日2020年3月2日
購入後経過年月1年8か月
使用状況日本1.7周程度
購入価格2448円(Amazon)
実測容量7300mAh(約5V) 36.23Wh
公称(Wh)に対する実測割合40.8%

(*1) Whの表示はないが、3.7V 24000mAhという表示はあるので、3.7V×24000mAhで計算した値。
(使用状況としては、大体ツーリングには、モバイルバッテリー2台から3台を持ち運び、順番に使っています。)

講評:
新品の時には測定していないのですが、実測重量からも容量偽装の可能性あります。逆に容量偽装でないとすると、かなりの耐久性不足です。
購入後、1年8か月で、新品では80%以上あるのが通常ですが、40%に減ってしまったことになります。ま、購入当初より、減りは早くなってきたような気がするのも事実です。

実際には、容量偽装と、耐久性のなさの合わせ技一本、というところでしょう。

もちろん二次電池の世界では、他の性能(耐久性、自己放電抑制、安全性など)をすべて犠牲にして、容量を稼ぐということはありますので、100%容量偽装かどうかは、分解しないとわかりません。セルの製造会社が悪くて、モバイルバッテリーの製造業者は悪くない可能性はあります。ただ、その場合もこのセルを選んだのは、モバイルバッテリーの製造業者です。
でもまあ、中華電池なので、こんなもんかなとは思います。
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